熱原の三烈士
作詞  山本伸一
作曲  杉野泰彦
1  富士の裾野の朝ぼらけ
   若葉の露は彩なして
   潤井の川のせせらぎに
   雲雀(ひばり)の声にも児は舞いて
   かくものどかな今朝の村

2  時末の世か水濁り
   仏法(おしえ)の乱れは麻に似て
   民の恨みも悲しけれ
   熱原の郷百姓に
   若き丈夫愁いあり

3  その名熱原神四郎
   弟弥五郎  弥六郎
   求道(もと)めし日々は浅けれど
   清き血潮の布教(みち)進む
   栄えの生命の法讃歌

4  誉れの優勢  口惜しさに
   膏油(こうゆ)煮え立ち喘ぎ立ち
   障魔の権力(ちから)は卑劣にも
   和合の綱に手を伸ばし
   攪き乱さんと仇心

5  諸行無常の鐘やみて
   常楽我浄の風吹けば
   ああ神四郎その兄弟(ともら)
   淋しく法戦消え去りぬ
   繁れる法庭(にわ)の杉木立

6 *生死流転の神四郎
   桜の花に吹く風に
   あれよ広布の鑑よと
   その名かんばし熱原の
   烈士の命  誉れあり
   (*以下くり返し)