五月の海 〜合唱組曲「四季」〜
作詞  山本伸一
作曲  野田順子
真赤な夕陽が沈む
空と海とを分ちがたく
黄金の最後の舞台を染め化してゆく
五月(さつき)の風を受けながら
半球の彼方を
一人の青年が
見つめ立っている

髪は潮風に乱れ
青年(かれ)は何を瞑想(おも)う
未来に生きる
自らの哲学を思索しているのか
遠い異国の友と語りつづけてるのか
白き波砕けるわだつみの声(に)
明日への情熱(ちから)を願い立っているのか
珊瑚の島での恋人との語らいを
待っているのか

炎の海に
一点の白帆が静かに浮かぶ